時は西暦2008年、主人公、依酉翔司郎は中学二年。
かつて伝説的ミニ四レーサー、
神楽冴からドライブウイングというマシンを受け継ぎ、
あれから六年が経った。

しばしの衰退期を経て到来した、第三次ミニ四駆ブーム。
同じく神楽冴のマシン、エスペランサを受け継いだ少年、
佐々薙壮太との運命的な出会いにより、
翔司郎はミニ四駆界のさらに奥へと足を踏み入れていくことになる。

神楽マシンに秘められた因縁や、
価値観移ろう時代の流れに呑まれながらも、
壮太をはじめとした仲間(ライバル)たちのバイタリティに触発され、
翔司郎は己の走りを追い求めて突き進んでいく。




※この物語はあらゆる点で諸々フィクションであり、
 実在する人物、団体、思想、技術とは関係がないはずです。